令和8年1月20日(火)、県内の事業者の皆さまを対象に「脱炭素セミナー&産学官大交流会」を開催しました。
本セミナーは、県内中小企業における脱炭素経営への理解促進と実践の後押しを目的に、佐賀県および佐賀大学の主催のもと実施したものです。
当日は会場参加・オンライン参加を含め、約150名の企業・関係機関の皆さまにご参加いただきました。
基調講演では、異業種で構成され脱炭素に取り組む「SAGA COLLECTIVE協同組合」事務局長の山口真知氏より、「脱炭素経営の進め方」をテーマに、CO₂排出量の算定方法や、日常業務の中で実践できる削減の工夫について分かりやすく解説がありました。
電気やガソリンの使用量から排出量を把握する方法や、社内の見える化によって従業員の意識を高める取り組みなど、すぐに活用できる実例が紹介されました。
続く事例発表では、県内企業2社が登壇しました。株式会社バイオテックス(佐賀市)からは、地中熱を活用した空調設備や太陽光発電の導入等により、建物からのCO₂排出量を実質的にマイナスにする先進的な事例が報告されました。
また、株式会社徳永製茶(嬉野市)からは、製造工程を見直し、焙煎前の予熱回数を減らすことで、ガス使用によるCO₂排出量を削減した取り組みが紹介されました。
会場には、県内企業をはじめ、佐賀大学の教員や再生可能エネルギーや脱炭素分野の専門家も参加し、交流会では、業種や立場を越えた活発な意見交換が行われました。
脱炭素への取り組みが企業価値やイメージ向上につながる可能性についても共有され、参加者にとって実践のヒントを得る貴重な機会となりました。
今後も関係機関と連携しながら、県内企業の脱炭素経営の推進に向けた取り組みを支援してまいります。


