近年、気候危機を背景に、企業には温室効果ガス排出量の算定、削減、そして取組内容の対外的な発信が強く求められるようになっています。
「脱炭素経営」は、もはや選択肢ではなく、事業の継続と成長のカギとなる重要な取り組みです。
本セミナーは、脱炭素経営の進め方「4つのステップ」のうち、【STEP①知る】にあたる導入編です。
脱炭素経営の一歩を踏み出す機会として、ぜひご参加ください。
開 催 概 要
・日時:令和7年5月30日(金)13:30~15:30(受付開始13:00)
・会場:アバンセ 4階 第1研修室(佐賀市天神三丁目2-11)
・対象:佐賀県内の中小企業
・定員:100名(会場・先着順)※オンライン同時開催(zoomウェビナー)
・参加費:無料
・申込方法:WEBフォームからお申込みください。(申込期限5月29日(木))
■プログラム
①基調講演「選ばれる企業になるために、いま始める脱炭素経営」
講師:一般社団法人 バーチュデザイン 代表理事 吉高 まり 氏
脱炭素経営が求められる社会的背景やその意義、企業が取り組むべき方向性をわかりやすく解説します。
また、温室効果ガス排出量の算定・削減に向けた基本的な考え方や、情報発信の事例も紹介します。
②情報提供「脱炭素経営をサポートする支援制度」
・佐賀型カーボンニュートラルチャレンジ事業
・脱炭素経営に活用できる補助金・施策の最新情報
・「SAGAネットゼロ・コンソーシアム」の紹介
「SAGAネットゼロ・コンソーシアム」とは
主催:佐賀県 産業グリーン化推進グループ
共催:SAGAネットゼロ・コンソーシアム
運営・お問い合わせ:特定非営利活動法人 温暖化防止ネット(佐賀県地球温暖化防止活動推進センター)
TEL:0952-37-9192/FAX:0952-37-9445 E-mail:info@ondanka-boushi.net
本セミナーは佐賀県産業グリーン化推進グループ(TEL:0952-25-7380)が特定非営利活動法人 温暖化防止ネットに企画・運営を委託しています。
近年、企業には温室効果ガス排出量の算定・削減・情報開示が強く求められるようになっています。
特に、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が策定した「サステナビリティ開示基準」の適用が、2027年から企業の規模に応じて段階的に義務化される予定です。この基準では、自社の事業活動だけでなく、取引先などを含むサプライチェーン全体にわたる温室効果ガス排出量の算定と開示も求められています。
そのため、大手企業と取引のある中小企業においても、脱炭素への対応は急務となっており、今後は、排出量の算定と削減、さらに情報開示への対応がますます重要となることが予想されます。
【SSBJサステナビリティ開示の対象と適用時期】
・2027年3月期:時価総額3兆円以上の企業
・2028年3月期:時価総額1兆円以上の企業
・2029年3月期:時価総額5,000億円以上の企業
・将来的には、東証プライム市場上場企業全体へ拡大される見込み
出典:金融庁 第1回 金融審議会 サステナビリティ情報の保証に関する専門グループ 事務局説明資料(2025年2月12日)